自己成長には主体的な覚悟を。
- rpa696
- 2023年6月29日
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所謂「働き方改革」によって、若手社員と企業側の思いのミスマッチから早期離職の問題が散見されるようです。引用記事によると、「いまや世間の“常識”となった『大卒新入社員の3割は、3年以内に離職する』――。実はもっと精査していくと、『大卒新入社員の1割は、入社1年目で離職している』ことが分かる。そして、そのあまりにも性急な離職の理由として、最近浮上しているのが、職場での成長の機会がないことなのだ。」とのことです。新入社員の仕事の例として、「でも、その大半が事務作業で、会議室の予約や会議の議事録作成を任されました。また、作業でクライアントのサーバーにアクセスする際に、あらかじめ権限の付与を行っておく必要があり、そうした事務的な手続きも私の役目だったのです」(引用記事)等雑用に時間を取られ、自分の成長が見込めないというのです。そのうち、リストラ等で企業から捨てられるのではないか、という恐怖から、多少きつくても成長を見込める企業に転職するという流れです。 確かにその気持ちはよく分かります。しかし、自分の成長エンジンは、企業から与えられることばかりではないはずです。自分で時間を作り、業務開始前や、通勤時間、昼休み等を使って自己啓発が十分に可能です。自己啓発によって成長を自覚できれば、通常業務への活力が生まれ、資格取得に結び付けることができれば、客観的な尺度にもなります。 要は全てにおいて、企業からの仕事を与えられることを待つばかりでは、自己の成長を期待することはできないのです。常に主体的な覚悟で、学習テーマを見つけてゆくことが重要である、と日々考えています。

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