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複合機にもハードウェア標準化の動き

  • rpa696
  • 2024年4月17日
  • 読了時間: 2分

コニカミノルタと富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)は、複合機、オフィス向けプリンタ、プロダクションプリンタの3事業について、業務提携に向けた協議を開始する基本合意書を締結したと発表しました。それに先立ち、リコーと東芝テックは複合機などの開発生産に関わる事業を統合し、2024年7月1日付で合弁会社「ETRIA(エトリア)」の設立予定です。引用記事によると、「コロナ禍を経てリモートワークの拡大やペーパーレスのトレンドが加速する中で、国内に有力企業が多数ある複合機市場は曲がり角を迎えており、ハードウェア単体にとどまらないソフトウェアソリューションと組み合わせたオフィスのDX(デジタルトランスフォーメーション)をどのように実現していくかが課題になっている。」とい厳しい背景があります。複合機は殆どがわが国のブランドで、熾烈な競争を繰り広げてきましたが、ペーパーレス化とコロナ禍で、市場が縮小してゆく時代に入りました。この動きはかつてPC市場にも見られ、ハードウェア市場の競争は次第に標準化され企業提携が進むのは歴史が示す通りです。

今後は複合機及び同様の技術を応用しているプリンター市場も、ソフトウェアやソリューションという包括的な勝負になってきます。我が国の複合機メーカーは新たな正念場に直面しようとしています。

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