課題に真正面から取り組み、一石二鳥の解決策
- rpa696
- 2024年2月29日
- 読了時間: 1分
物流業界では、2024年より残業規制の猶予期間が切れ、他産業と同じ残業規制が適用され、人手不足が加速する2024年問題を抱えています。多くの企業でサービス低下が余儀なくされる中、ANAがデジタルトランスフォーメーション(DX)を応用することにより、逆境を乗り越え新たなサービスを本年4月より本格稼働することを発表しました。引用記事によると、ANAはEC(電子商取引)自動出荷システムを手がけるロジレス(品川区)と協業し、以下の通り対応するとのことです。「旅客機の床下には貨物室があるが、ANAの国内線定期便の貨物重量利用率(積載率)は約20%にとどまり、午前10時から午後5時までの昼間帯に出発する便を中心とした残り80%の空きスペースの活用が課題だった。現在ANAは国内線で年間25万トンの貨物を運んでおり、今回の取り組みで空きスペース約100トン分を活用すると、年間で最大約125トン分を運べるようになる。」(引用記事)とのことで、日中の低積載率をロジレスからの貨物で解決してゆき、低積載率と2024年問題解決のいわば一石二鳥です。
特筆すべきは、自社航空機の低積載率と、業界共通の2024年問題に真正面から取り組み解決策を見出した点です。まさに発想の転換です。
記事・画像引用元:

Commentaires