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遅まきながらSIerも変化

  • rpa696
  • 2023年3月29日
  • 読了時間: 2分

我が国固有でしかも時代遅れになりつつあると言われているSIerですが、少しずつ動き始めているようです。今回引用しているNTTデータ社長の本間洋氏へのインタビュー記事によると、「本間 お客さまのIT投資の目的が大きく変わってきていることを実感している。これまでのSIでは、既存の業務をITに置き換えるという作業が中心だったので「What」(何をするか)は明確だった。従って、その後の「How」(どのようにするか)に注力すればよかった。しかし、業務の置き換えではなく、効率を追求した業務や新しいサービスを創出するDXでは、それによって何ができるようになるか、すなわちWhatが非常に重要になっている。お客さまは今、そこに投資を集中しておられる。私たちもその要望に応えられるようにすることが喫緊の課題だと考えている。」とのことです。この発言にある様に、銀行の勘定系に代表される様に、顧客の「What」が明確であったため、旧態依然としたウォーターフォール型モデルで開発しても何とかなったし、現在でもこの開発モデルは残っています。しかしこれでは、リリースするまでに時間がかかるし、「What」が目まぐるしく変化する昨今では、これでは時代に取り残されます。しかもリリース後の仕様追加や変更、バグフィックスのためにメンテナンス要員を抱えているままでは、システム費用も高止まりのままで、競争力を保つことはできません。要は顧客が変わりつつあるので、遅まきながらSIerも変わらなければならないのです。 自己変革の圧力が強くないSIerですが、顧客という外部の圧力で変わらなければなりません。さもなくばDX先進国との差は広がるばかりです。 https://rpa696.wixsite.com/ocns #RPA #rpaツール 記事・画像引用元: https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2303/27/news068.html







 
 
 

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