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顧客第一主義に基づく業務優先順位

  • rpa696
  • 2023年5月25日
  • 読了時間: 2分

技術者が顧客から遠く、顧客の意見を直接取り入れる機会が重要だが、なかなか実現できていない、というのは古くて新しい課題です。引用記事によると、「『テクノロジーが企業と顧客の距離を縮めていると言われているが、それが製品やサービスを対面で提供する機会を無くしてしまうことを意味する場合もある』と述べている。『技術者は、顧客体験の問題に関していくつかの課題に直面している。それは主に、技術者らが日常的に、あるいはまったく顧客と接していないからだ。そのため十分な知見を持っておらず、そのことが致命的な問題になる可能性がある』」なのです。しかし、なかなか現実に移すことは困難なようです。一方、筆者は早くからこの課題に気づいていました。筆者が所属していた企業では、売上を含めたPL責任を開発設計部門が担っていたため、それを逆手に取り、営業の助けを借りて、国内外を問わず顧客先に出かけていったのです。行けば行ったで、様々なヒントになることを教えていただいたことは一度や二度ではありません。感謝しています。 この様な取り組みにもアジャイルが貢献できる可能性があります。アジャイルでは営業や品質保証を含めた関連部署からチームを構成し、開発設計部門と営業、及びその先の顧客との距離を縮めるチャンスが向上されるからです。これにより、正真正銘の顧客第一主義思想が浸透し、その概念に基づいた優先順位の設定及び実行も比較的容易になるはずです。 一方で、ウォーターフォールモデルでの人海戦術大組織に属している人は、顧客は遥か彼方で、目の前の業務をこなすことで精一杯で、顧客第一主義やそれに基づく優先順位の設定など夢のまた夢なのです。






 
 
 

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